【法定計量分野】
1.計量法第155条(協議) 削除
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(法律105条)
公布日 平成23年8月30日
「解説」
2.検定検査規則へのJISの引用
【JIS化の概要】
@ 特定計量器の検定・検査における具体的な技術基準は、「特定計量器検定検査規則」(以下「検則」という。)
約1000条からなる省令で定められている。
Aグローバル化が進む中、特定計量器の技術基準の国際整合化を推進するべく、OIML(国際法定計量機関)の基準へ整合させるための作業が進められている。
ア OIMLによる法定計量器の型式承認等の諸外国との相互承認の活発化
イ 計量法改正に伴う外国指定製造事業者の導入等により、計量器の技術基準の迅速な国際整合化が急務
B
迅速な対応を図るため、技術基準のJISの活用を行う。具体的には「検則」で定める技術基準をJIS化し、計量法の省令でこれらのJISを引用することになる。
3.はかりの検査方法 構築中
1.不確かさ
従来、測定においては、その結果を誤差やかたより、バラツキ等で表していました。測定結果を評価する方法が分野や国により異なっていたため、測定システムや測定結果がどの程度信頼できるか、評価する方法に共通的な考えがありませんでした。
このため国際的な商取引や環境保護などの重要性の高まりにつれ、測定に関する国際的なルールが設けられました。これが「不確かさ」で、測定結果がどれくらい信頼できるかを表す指標です。
校正機関・試験所の技術能力に関する要求事項を規定するための特別目的規格です。
その内容はマネジメント要求事項と技術的要求事項という2つの大きな構成要素で、前者はISO 9000 のシステム要求事項に合致しているが、技術的要求事項は具体的な校正機関・試験所の分野によってそれぞれ技術的内容が要求される。
校正とは、上位の計量標準(*1)と下位の計量標準(*2)とを比較し、下位の計量標準の値づけを行うことです。その値づけには、校正の精度(不確かさという。)が明らかでないと信頼性がありませんので、校正証明書にはその精度(不確かさ)が明記されます。
(*1) 上位の計量標準:国の計量標準で直接または間接に校正された計量器
(*2) 下位の計量標準:一般の計測器まで含む。
4.ISO 10012
◎計量士国家試験コース:計量士国家試験に合格し、計量士登録を行うコース
◎計量士資格認定コース:独立行政法人産業技術総合研究所計量研修センターが行う計量教習を修了し、計量行政審議会の認定を受け、計量士登録を行うコース
〒136-0075
東京都江東区新砂3-3-41
TEL 03-5683-1122